【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第3話 社内評価に価値は無い。

増える残業

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最初の1年はあまり成績は良くなかったが、頑張りは周囲も認めるところであったと思う。

 

2年目は順調!!そこそこ契約も取れ、社内での評価もどんどん上がっていく!

 

お客様の喜ぶ顔にやり甲斐も感じるようになった。任される仕事も増え、比例して残業も増えていった。時には、次の日のプレゼンのため深夜3時4時まで資料を作ることもあった。

 

この頃は、もう月の残業時間はだいたい60時間~80時間、多い月では100時間を超えていた。

 

3年目には主任に昇進もし、後輩社員を指導するようにもなった。自分の仕事以外にも時間が必要で残業も相変わらずだが、まだ頑張れる。

 

マヒしていく

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この間、何度か残業代が出ないことを上司に訴えてみるのだが、営業なんだから、みなし残業だからと誤魔化されるのだった!(なんか給料に含まれてる的な。入社時にそんな説明一切無かったんですけどー)

毎月残業代は一切出ないし、インセンティブも全体の業績が悪いなどの理由で小額のものだった。


社内での評価や立場も悪くないし、やり甲斐も感じる、仕方ない。どんどん売って会社の業績を上げれば給料が上がると、それを希望に頑張るのであった。 

 

完全にマヒしていた。

 

社内での評価や、やり甲斐なんてものは一銭にもならないのだから、そんなものに価値は無いのだ!

 

社畜の皆さん!早く帰って(ホワイト企業に転職して)自分の好きなことに時間を使った方が有意義ですよ!

 


そして、

 

入社して3年半が経過した頃、転機が訪れようとしていた。

 

 

つづく。

 

 

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