【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第73話 積み上げる証拠

発見

f:id:moto_shachiku:20210307101801p:plain

次回の裁判に向けて新しい証拠が何かないか探していた。


争点の事業場外みなし労働のポイントは外回り中は労働時間を算定し難い時にあたるかどうかだ。

携帯を貸与されていて会社側はいつでもこちらの状況把握が出来たことはすでに主張しているが、事故や急病などの際の緊急用や対お客様や業者への連絡用に持たせており、業務指示や労働把握のためでは無いと言い張っている。

貸与された携帯電話はすでに返してしまって手元に無い。あれば電話の履歴やメールの履歴か出せるのだが。

しかし、会社から携帯を貸与されたのは途中からで、貸与される前は自分の携帯を使用していた。
もしかしたらそこに会社からの業務指示ややりとりが残っているかも!

これは前からやろうと思っていたが面倒なので避けていた。
昔使っていたどこにいったか分からない画面の割れたiPhone4を探さなければならないからw

と思ったが案外すぐ見つかった…。

そして、いいメールが残っていた。

携帯が貸与された後もこうした連絡のやりとりがあったと推定するには充分だ。


他にもタイムレコーダー(タイムカードの打刻機)が他の社員の大半から見える位置にあり不正打刻が出来ずタイムカードの打刻時刻が信頼できることを示すため本社内の配置図も作成。
モデルハウスは事業場じゃないと会社が言いはるので、事務所機能を持っていた(それぞれの席が個別に割り当てかあり、複合機や固定電話がある)ことを示す証拠として、事務所内部の配置図面も作成、提出する。


次回期日はすぐだ。


つづく。

次の話を読む