残業代くださいって言ってみたら即クビにされたから裁判することにした【未払い残業代請求裁判ブログ】

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第93話 部長への反対尋問終盤戦!もしかしてグロッキー?

原告代理人:甲第61号証示します。このリーフレットは見覚えありますか。


後藤部長:もちろんです。

原告代理人:訪問先が不在の場合には、このリーフレットを近隣の家に投函するように指示していましたか。

後藤部長:はい、私も一人の営業マンとして現在も働いておりますので、当然私も訪問したりします。例えば市内といえど、片道動いても30分以上かかりますので、30分かけて行ってお客様が不在だったりするとやっぱりちょっとがっかりして、せっかく時間かけてきたのに戻れば都合1時間以上かかってしまうということで、せっかく行ったのなら、そのリーフレットを会社で用意しますので、近隣の人に、少し古めの家なんかに投函してもいいんじゃないかって意味合いでアドバイスはしていました。

原告代理人:具体的にはリーフレットは近隣何軒に配るよう指示していましたか。

後藤部長:10軒程度かと思います。

原告代理人:それは、1回の訪問で、不在だったら近隣に10軒程度投函するということですね。

後藤部長:はい。

原告代理人:週最低何枚投函するようにという指示はしていましたか。

後藤部長:.....。当時目標値みたいなものは設定してたかもしれません。

原告代理人:週最低50枚投函するように指示されていたと原告は言っているんですけど間違いないですか。

後藤部長:そういうこともあったかもしれません。正直、記憶に薄いです。

原告代理人:社員は会社支給の携帯を持っていたということですね。

後藤部長:はい。

原告代理人:そうすると、社員が本社にいない時でも、社員に指示を出したり、報告を受けることはあったわけですか。

後藤部長:基本的にはありません。

原告代理人:甲第51号証を示します。こちら後藤部長と俺さんの携帯電話のやりとりということで間違いないですか。

後藤部長:私の名前ですから、そうでしょうね。

原告代理人:これら携帯電話の記録を見ますと、俺さんに対して仕事の指示を出したりとか、報告を受けるということがされていたようですけども、それで間違いないですか。

後藤部長:はい。連絡があれば返していたって認識です。

原告代理人:実際に指示を出すことや報告を受けること、これはもちろん可能ではあったわけですよね。

後藤部長:と思います。

原告代理人:後藤部長も展示場業務や訪問営業後に本社に帰社してくるわけですね。

後藤部長:はい。

原告代理人:原告らも、帰社してから、同じ本社の、同じ部の島で働いているわけですか。

後藤部長:はい。

原告代理人:そうすると原告らが帰社した後も仕事をしているというのは認識していましたよね。

後藤部長:目の前にいますから分かってたと思います。

原告代理人:原告らが日報を送信して、それから後も仕事している現場というのは当然見ていたわけですね。

後藤部長:はい。

原告代理人:そうすると、労働時間を把握すること自体は当然可能だったかと思うんですけども、違うんですか。

後藤部長:可能だったかと言われれば、それはそういうことだと思うんですけども、先ほども申し上げたように労働時間という、そもそもそういう概念を持ってないですから、目の前で何が行われていようと、余りそういうのを察知してないというのが実際でした。

原告代理人:実際に目の前で働いているわけですよね、見てたら分かりますよね。

後藤部長:はい、もちろん見ていれば分かります。ただ、労働時間ということに関してはそういう認識です。

原告代理人:後藤部長は大体何時頃に帰ることが多かったんですか。

後藤部長:それはまちまちですけど、6時とか7時とか、まあそんな程度だと思います。

原告代理人:それは本社に帰ってくる時間ですよね。

後藤部長:はい。

原告代理人:退勤時間は何時頃が多かったんですか。

後藤部長:これもまちまちですけど、8時9時、そんな程度だと思います。私の個人的な仕事が忙しくなければそんな感じだったと思います。

原告代理人:忙しい時はどれくらいだったんですか。

後藤部長:忙しいというのは個人的に資料を準備したりっていうところで、10時とかそれぐらいになったことは当然あります。

-中略-  (朝礼とかの話)


原告代理人:次にスキルアップのためのミーティングなんですけど、土日祝日。こちらは強制はしてなかったんですか。

後藤部長:はい。

原告代理人:出るようにという指示もしてなかったんですか。

後藤部長:出るといいという話はしてたと思います。

原告代理人:遅刻した場合にその社員を注意したり、叱責したりということは無かったんですか。

後藤部長:あんまりよく覚えていないですけども、そういうこともあったかもしれません。

原告代理人:タイムカードの時間と実際の仕事時間が一致しないというお話が先ほど主尋問でありましたけども、皆さん仕事が終わったらすぐにタイムカードを押す、そういう流れだったんじゃないですか。

後藤部長:違います。

原告代理人:タイムカードを押す前に、何か仕事じゃないことをしていたんですか。

後藤部長:そういうこともあったと認識しております。

原告代理人:具体的にはどういうことですか。

後藤部長:帰る前に仲の良い人間と屋外の喫煙所なんかで長話していたりとかそういうことも多々あったと思います。

原告代理人:それは仕事終わってから外で長話してて、それからタイムカードを押しに戻ってきてタイムカード押して退勤するということですか。

後藤部長:そうです。

原告代理人:本当にそんなことあったんですか。

後藤部長:と、認識しております。

原告代理人:どのくらいの頻度であったんですか。

後藤部長:今、頻度と聞かれても、正確にお答えすることは出来ないですね。

原告代理人:それは具体的には何回ぐらいあったんですか。

後藤部長:喫煙する人は毎日するでしょうし、どういう風に帰ったかというとこまで把握しておりません。

原告代理人:そうすると後藤部長としては、仕事が終わってから原告らが仕事をせずにいて、時間を潰してタイムカードを押していたというのは、具体的にどれくらいの日数あったか分からないわけですね。

後藤部長:何日という正確な日数聞かれれば、1年何百日もある中で正確なお話をお答えは出来ないと思うという意味合いです。しかしながら残業という概念がない中でやってますので、別に好きなようにやってんだなという風にしか見ておりません。

原告代理人:ワンオペについてお聞きします。来場者お客さん確かに少ないかもしれないです。しかし営業の業者だったり、配送屋さんとか、あそこの展示場の運営会社の担当の人が来るってことはあったんじゃないですか。

後藤部長:それは当然あったと思います。

原告代理人:そういう時に、原告らが不在にしていて対応出来なければ困るんじゃないですか。

後藤部長:しかし、宅急便が来ていなかったからってそれはすごい困るかっていったらそんなことはないんじゃないでしょうか。

原告代理人:後藤部長はワンオペでいた時あるんですか。

後藤部長:あります。

原告代理人:実際に鍵をかけて外に出掛けたことはあるんですか。

後藤部長:突然のお客様からの呼び出しとか何かそういうことがあれば、あったと思います。

原告代理人:そういうことが無ければ、通常はずっと展示場にいるということですね。

後藤部長:そういうことが無ければ当然のことです。

原告代理人:それはなぜですか。

後藤部長:当番だからです。

原告代理人:先ほどのお話では、入社の時の約束として、営業なので残業代は支払わない、自由に時間を使えばいいという話ですけども、会社にそのような規定はあるんですか。

後藤部長:私は個々に、社員全員の面接しているわけでは無いので、そこらへんの詳しいことは分かりません。

原告代理人:以上で、終わります。

反対尋問終了

長くなってすいません。前回、次で反対尋問書ききると言ってしまいましたからね( ̄▽ ̄;)

突っつかれては曖昧にして回避してきたものの、疲れてきたのか投げやりになったのか段々と綻びが。
部長自身、自分で何言っちゃってるのか分からなくなってるのかな。
なんかすごいこと言っちゃってますよね?

必死に否定してるつもりかもしれないけども、最後の方なんてこちらのワンオペの主張をただ強く肯定してしまってます。

反対尋問、割とうまくいったと思います。

この後は、裁判官からの質問と被告側の補足尋問となります。次回書きます。