【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第107話 告白

しばらくして、書記官に呼ばれ被告側と入れ替わりで再度入室。


裁判官:被告には厳しいことも言って、原告側の要望は伝えました。さすがに満額近い金額というのは難しいけども、どういった提示が出来るか検討させてほしいということで。原告の皆さんは判決を求めるとう立場でしょうし、私も半分諦めてますけど、次回期日までに時間もありますので譲歩出来る点ないかよく考えていただければと思います。

原告代理人:分かりました。

裁判官:では、被告側にも入っていただいて次回期日決めましょう。


このあと期日決めやりとりして、終わり。

裁判所をあとにして
磯野と松田さんと駅まで一緒に歩いた。

俺:実はさ、皆に言ってなかったことがあるんだけどさ。

磯野:なに?

松田さん:はい。

俺:今回の件、記録も兼ねて、ずっとブログを書いてて。そろそろ言わなきゃなって思って。未払い残業、ブログとか検索すると、多分結構上の方にきちゃうし、もうもしかしたら知ってるかもしれないけど。
もちろん仮名にしてはいるんだけど、2人にも登場してもらってるんだよね。あんまりよく思わないならやめようと思ってる。

磯野:そうなんだ!知らなかったけど、いいんじゃない?読みたい読みたい。

松田さん:大丈夫ですよ。

俺:じゃあ、URL教えるから、なんかまずいとこあれば直すから指摘して。


1年以上経過していて、ちょっと打ち明けるの緊張したけど、理解してもらえて良かった。


そしてこの証人尋問の日から少しして、ちょっとした事件が起きる。

次回書きます。

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