【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第8話 仲間は数より質である。

前回の続き。

作戦会議



俺:取り返してきたよ!


翌日、松田さん磯野に雇用契約書を取り返したことを報告。もちろん2人もまだ提出していない。


磯野:で、どうする?これから?


俺:俺はまだ請求すると心に決まった訳じゃないんだけど、一応前向きに考えることにしたよ。でもすぐに会社辞めてって訳にはいかない。


松田さん:分かります。すぐにって訳にいかないですよね。


俺:3人とも今の雇用契約書は納得説明があって納得いくものになるまで断固拒否しよう。


松田さん:それで時間を稼いでどうするか考えましょうか。
あまり会社で話していては怪しまれるので、3人のLINEグループ作ってそこで相談しましょう。


磯野:あ、僕らの他にも提出してない人がいるみたいだよ!〇〇とか△△さんとか。仲間に入れる?


俺:うーん、すぐにひよってしまうかもしれない人達を入れるのは自分達の首を絞めるんじゃない?
仮にいざ残業代を請求するってなった時にあまりに額が多くなりすぎると会社も及び腰になって取れるものも取れなくなるかもしれないし。まずは、この3人がうまくいくことだけを考えよう。


松田さん:そうですね。

磯野:うん、そうだね。
雇用契約書出さないのはいいとして、多分すぐ催促してくるよね。あまり時間は無い気がする。

松田さん:じゃあ質問書を作りませんか?僕達が疑問に思っている部分や不満に思っていることを文書にしてぶつけましょう。口頭では誤魔化しがきくので、回答書として返してもらうようにしましょう。

俺:それでいこう。

磯野:いいですね、それ。


松田:じゃあ僕がとりあえず作って送るので、足りない部分や修正点をLINEで教えて下さい。

俺:OK!
磯野:了解!


松田さん:あと今後の火曜日、皆さん休みですよね?労働基準監督署に行ってみませんか?

磯野:いいですよ。

俺:とりあえず相談だけなら。

つづく。


次回、労働基準監督署の壁を知ることになる。









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