労基署に御礼
略式命令が出たことが分かり、告訴の際に大変お世話になった労働基準監督官にお礼の電話を入れた。
俺:もうご存知かもしれないですが、おかげさまで罰金刑を確定させることが出来ました。民事はまだ続いていますが一段落です。他の皆も代表して感謝申し上げます。ありがとうございました。本当にお世話になりました!
監:そうですか。よかったですねぇ!わざわざご報告いただきありがとうございます!
俺:本来なら直接監督署までお礼に伺うべきと思いますが、電話で失礼します。
監:いえいえ、そこまでしなくて大丈夫ですよ(笑)今は新しい環境で頑張ってますか?不自由ないですか。
俺:ええ、はい、おかげさまで!新たな環境でとりあえず良い毎日を送れています!
監:それは何よりです。
盲点
俺:ついでに、ひとつ質問があるんですが。
監:なんでしょう?
俺:民事終わって判決で未払いが確定したら、今度は残業代未払いを刑事告訴しようと思っているんですが、公訴時効の起算点はやっぱり給与支払日からとなりますか?
監:そうなりますねぇ。最後の給与支払い日から考えれば、まだ時間はあるのでそこはまだいいとして、時効のことよりも大きな懸念は、民事が確定したら会社もおそらくは払うんでしょうから、この場合は送検したとし被害弁済がされているとしてこの件はやっても起訴猶予になるんじゃないかなと思いますねぇ。
俺:それは想定外でした...。民事やってる間は、刑事介入できないから民事でやってくれと言われて、民事が終わったら被害弁済が済んでいるから罪に問えないなんて。
監:まあ、未払いについての罰則規定が想定しているのは、月の給料が全く払われないとか、会社の支払い能力が無くなり回収見込みが全く無いとかそういうことなんじゃないかなと思いますねぇ。
俺:なるほど、なんとなく理解できました。この線は諦める方向にします。本当にいろいろとありがとうございました。
基本的には債権債務なので民事で解決が計られるなら民事で解決すべき事で、それが解決していれば刑事に持ち込む理由がもはやなくなるということか。
言われてみれば分からなくはないが。民事が終わって、すごい金額を払ったところにいわば泣きっ面に蜂、トドメをお見舞いしようと思っていたが
どうやらそれは叶いそうに無いらしい。