【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第136話 住宅ローン控除のやり直しはできるか

税務署の窓口で事情を軽く説明し、確定申告担当の職員を呼んでもらう。



税務職員:俺さんですね、お話伺いますのでこちらにどうぞ。


俺:よろしくお願いします。
裁判で争って2年分の未払い賃金を回収したのですが、年度としては3年度に跨がるため平成27年度〜29年度分の源泉徴収票が会社から送られてきました。
会社は未払い賃金を支払う際に過年度の所得税源泉徴収した上で支払ってきていますが、いずれも年末調整が未済となっているため、確定申告して過払分を還付請求したいと思います。


税務職員:なるほど、会社の所在がA県B市のようですね。俺さんは会社を辞めて引っ越しをして私どもの管轄であるC県D市に来られてるという理解でよろしいでしょうか。


俺:そうです。28年中に解雇をされて、その後和解で29年の途中までこの会社に地位があることになってますので当時の納税地はA県B市です。今は引っ越してこちらのC県D市にいます。ちなみに解雇にあったのが平成28年10月でしたのでその年の年末調整を受けられませんので29年3月に、28年度分の確定申告を当時の管轄税務署でしていたと思います。
まずはあっちの税務署に情報開示請求した方がよいでしょうか。


税務職員:分かりました。おそらくこちらで調べられると思います。過年度分の記録を調べてきますのでお待ち下さい。


俺:分かりました。お手数おかけしますがお願いします。


ー数分後ー


税務職員:お待たせしました。平成28年度分はたしかに確定申告をされてますね。こちらに記録がありました。


俺:そうですか!良かったです。


税務職員:平成28年度に住宅ローン控除も受けられてますね。


俺:そうですね、こちらに引っ越してくる時だから29年に売却しましたが、平成28年末にはまだ持ち家があったので28年度の確定申告で住宅ローン控除を受けてます


税務職員:そういうことなんですね。


俺:見ていただいたら分かるとおり、当時の源泉所得税額か10万ぐらいだったので、住宅ローン控除の年末残高1%の方が大きくて全然引ききれて無かったはずなんですよね。今回未払い賃金が支払われて税額が増えたわけですが、引ききれず余っていた住宅ローン控除を遡ってきかせられたら、かなり戻ってきますよね。今回伺ったのはそういう趣旨が大きいところなんですよ。
この年の住宅ローン控除を受けてますが、住宅ローン控除を修正して受け直すことできますか。


税務署:それは、、、できま



つづく。

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