【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

『パパの退職金請求』第9話 一身上ではない会社の都合により辞めさせていただきます。

数日後、合意書の撤回とお詫びという文書が送られてきた。



【合意書の撤回とお詫び】

この度はパパ氏に退職勧奨をお願いし納得されたものとして、合意書を送付しました。

しかし、倒産の危機混乱の中、説明の不足、行き違い、債権債務等配慮を欠いた内容になってしまいました。誠に申し訳ありませんでした。謝罪して撤回致します。

退職は無効、使用人兼務役員の地位は回復、労働契約を継続させていただきます。
当面売り上げは回復せず、財政難、倒産の危機は続くと思われます。

改めて協力をお願い致します。
       
代表取締役社長 誤魔貸 太郎


はい、間違っていたなら謝ることは大事ですね。
評価したい。

最後の「改めて協力をお願い致します。」

この意味深な一言は一体なんだw

改めて退職勧奨するのでお願いします。
という意味なのか?
そうだとしたら、さっきの謝罪の意味w

それとも、

人員削減は諦めました。戻ってきて一緒に心中しましょう。なのか。無理ですw



パパの退職意思が固いことから、例え退職についての条件が合意に至らなくても、自動的に辞められるように、退職届を予備的に出した。

退職届
令和2年○月○日


末期株式会社
代表取締役 誤魔貸太郎 殿

度重なる退職勧奨、個別合意の無い賃金及び手当の減額(労働条件の不利益変更)、それに伴う賃金の長期に渡る一部未払いを理由として令和2年○月28日をもって退職致します。

末期株式会社
従業員
パパ

こういう場合、テンプレでよくある一身上の都合とは書いてはだめです。書いた時点で完全に自己都合になってしまいます。


次回、条件交渉。

つづく。






スピンオフ

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