残業代くださいって言ったら不当解雇されたから裁判することにした【未払い残業代請求裁判ブログ】

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『パパの退職金請求』第16話 受任通知

ふっかける


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委任契約してからの動きは早かった。


先生の提案により、裁判になって抵抗されたら無理スジものでも、とりあえず請求できるものはいっさいがっさい請求して様子をみてみようとなって、ふっかけてみた。




受任通知書


前略


 当職貴社従業員であったパパ氏(以下「通知人」といいます。)より貴社に対する未払賃金請求事件及びこれに関連する一切(以下併せて「本件」といいます。)について委任を受けましたのでその旨をご連絡いたします。本件は当職が委任を受けておりますので本件に関する一切のご連絡は当職までお願いいたします。本件に関して通知人に直接連絡することはお控えください。

 

1 貴社は,通知人の賃金を数度にわたる一方的通知によって引き下げております。しかしながら,契約により確定した賃金を会社が個別通知により引き下げることはできず(労働契約法8条),仮に就業規則等による変更があったとしても,不利益変更としてかかる賃金引き下げは無効(労働契約法9条)であるため,貴社は,通知人に対し,引下前賃金と引下後賃金の差額を支払うべき義務を負います。

  引下前賃金は基本給38万円,家族手当2万円,職務手当4万円,休日手当3万円,住宅手当3万円,通信手当5千円の合計50万5千円です。

  時効を考慮しても,2年前の8月分給与からは,月額10万円の不足,本年4月分からは月額14万円の不足ですので,合計256万円が未払となります。


2 次に,貴社は,退職金規定を設けており,かかる退職金規定における定年や会社都合退職の規定から通知人の退職金を算定する別表Aによれば216万円であり,中小企業退職金共済3426229円を控除した8733771円を通知人に支払う義務を負っております。

 

 以上により,貴社は,通知人に対し11293771円を支払うべきですが,早期解決の観点から,今月中に支払いがある場合に限り,退職金に関しては自己都合退職の場合のB規定による計算の支払によるによ和解をご提案いたします。かかる和解案による貴社の支払額は,977万3771となります。


 かかる金額を本状到達より1週間以内に下記口座へお振込みください。お振込みいただければ,その余の請求(賃金請求,利息,遅延損害金等)を免除させていただきます。


草々



不幸の手紙
f:id:moto_shachiku:20210204082611p:plain これは恐怖ですね。


こんな請求送られてきたら、い、い、いっせんまん!?ってなりますよね。

心当たりが無ければ、なんだ、架空請求か無視無視!ですが、うわぁ超心当たりある〜...ですから。


さぁ、会社の出方は?


次回につづく。



スピンオフ

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