【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第27話 社外ユニオンの選び方 ひとりぼっちユニオン編

脱退をする前に

外勤手当の協約の不利益変更がいつ合意されるか分からないので、1日でも早く社内の組合を脱退したいところ。

だけどユニオンショップ、社内の組合を脱退する前に、新たな組合に加入しないと。 一瞬でも組合に所属していない空白期間をつくるのは無用なリスクだ。

ということで、今回はユニオン探しについて書いていきたい。

ユニオン探しは難しい

「合同組合」や「ユニオン 組合」等で検索すればいろいろ出てくるが、もちろん比較サイト的なものもないので、ユニオンのホームページやネット上の評判などを探して選んでみるしかないが、本当に難しい。

だけど、もし判断を誤って自分と合わなかっとしたら、脱退して別のユニオンに入ればよいじゃないか。

それで自分の重視するポイントとそのユニオンが合致するかどうかを見ていくのがよいんじゃないかと思う。

ユニオンの拠点、活動地域。 インターネットが活動拠点で全国どこでも可みたいなユニオンもあるがそれでも組合の所在地は必ずある。団体交渉になった時のために、職場に近い方がベター。 組合に支部があり支部が近いのであればそれでも可。

加入金の有無。 非常に高いところもあるし、無いところもある。高いところが悪いかというとそうでもないと思う。 こういうところは、敷居を高くしておくことで変な人をいれたくなかったり、トラブル抱えて入ってきていくらも組合費を払っていないのに組合をこき使いまくり、あげく決着ついたらすぐやめるような、いわゆるただ乗りを避けたい意図があるんだと思う。

次に、組合費。 安いにこしたことはないが、あまり安すぎるのも不安である。組合費無料をうたっているところもあるが、よくよく調べるとユニオンの関与により解決した時に得た額の3割程度の義援金とか特別寄付金名目でお金を取られる場合が多いので注意が必要。(弁護士報酬より割高) たいていは規約にうたわれているので不安なら規約を見せてもらおう。 組合費は月2000円から3000円ぐらいがやはり妥当かなと思う。

あと、団体交渉に組合幹部に来てもらうのに、都度、日当や交通費を請求されるところもあるので確認しよう。

あとは好み

企業を取り囲んで街宣したりビラを配ったりするような組合は好まないため、専門知識に基づき団体交渉できそうなところにしたかった。

権利なので、そういう手段を決して否定するものではないが、それで強引に解決しても気持ちのいいものではないと思うからだ。

そうして、俺はここぞと思うユニオンに資料請求し加入申込書を送ったのだった。

つづく。

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