もう一度、企業内組合の書記長を呼び出した。
元社畜:これ見てください。全てリモート開催の会議費に、どうして約150万もかかるんですか。
書記長:土日とかに組合役員が活動すると、手当が出るんだよ。元社畜さんも分会の役員やっていたことあるから知ってるでしょ。何を疑っているのか知らないけど思っているようなことは何にもないよ。
元社畜:それは会議費の会計科目ではなく、活動費の会計科目として計上されていますよね。あなたが言った通りだとすれば、今度は活動費が過大になり矛盾が生じますけど。
書記長:ああ、これ去年の4月に2日連ちゃんで会議してるやつは、春闘お疲れ様の慰労会があったかも、そういえば。
元社畜:リモートで?
書記長:これ間違ってるわ。これ泊まりだったんだよ。
元社畜:どこで?
書記長:えっと、秩父だったかな、、、
元社畜:ちちぶぅ!?観光地じゃないですか。
書記長:それぐらいはあるよ。役員は土日や、就業後に自分の時間削って活動してるんだから。
元社畜:多少、会議後に居酒屋に行ったり、会議にちょっと良い弁当取るぐらいはあると思いますよ。旅行に行ってったってなるとちょっと話変わってこないですか。
書記長:会議や資料のまとめもちゃんとしてるよ。
元社畜:やましいことがないなら、きちんと活動報告として載せたらよかったじゃないですか。問題は、隠していることですよ。
書記長:単なる記載ミスだよ。俺に言われても。
元社畜:他にも不可解なところがたくさんあるので。とにかく、領収書全て開示してくださいよ。やましいことなければ出せますよね。
書記長:会計係に言っておくよ。
その後、待てど暮らせど、領収書が出てくることは無かった。
なので、社内チャットで400人の企業内組合組合員に告発することにした。
すると、組合の役員の1人から反応があった。
他にも組合員から質問があったり、反応があった。
この一連の流れで、組合員が、企業内組合、執行部に対してが不信感を持つきっかけにはなるだろう。 これ以上、好き勝手やって労働条件を低下させないように、疑いの目を向けさせることは大事だ。
それに、この先もっと大きい狙いがあるしね。
元社畜:書記長、いつになったら領収書見せてもらえるんですかね。
書記長:あんな吹聴をされて、もう出すわけないだろ!
元社畜:そうですか。もう別にいいですけどね。組合員の皆さんの疑念が払拭できないだけですから。
つづく。
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