【パタハラ裁判やってます】〜本人訴訟、しあわせのチカラに〜

全方位型労働被害者、元社畜による実話を元にした実話です。ブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブル

第40話 2度目の配転 ひとりぼっちユニオン編

2度目の配転

支店長と役員に呼び出された。

支店長:元社畜さん。4月1日付で新設部門である「需要開拓部」の「外勤営業職」へ異動を内示します。勤務地に変更はありません。 新設部門で力を発揮してください。

元社畜:お断りします。

役員:会社の命令だから、断るとかないから。

元社畜:正当な理由があるため拒絶します。但し更なる不利益を避けるため、異議を留保して従います。
育児休業後3か月の間に2度目の配転です。原則同職に復帰させるべきであるのに2度も配転が起きるというのは、人員選択が妥当だとは思えません。裁量権の濫用です。

役員:会社は2度とは思っていません。復帰は同じ部署で職務が違っただけですので。

元社畜:職務の変更は、一般的には配置転換の一類型です。私は一度目の配転も拒否して留保していますので、認めていない異動先からの異動を言い渡されても自分の中ではそこに存在していないので異動できないんですよ。 どうしても配転されたいなら一度目の配転をまず取り消されてからにしてほしいですね。

役員:一見さんを相手にしているわけではない、ルートセールスなんだから3か月休んでまた同じ営業担当に復帰させられるわけないじゃない。

元社畜:ここでこれ以上議論しても、何の解決にもなりませんので、別のしかるべきところでやります。

役員:来月、業務内容をお伝えしますので、また時間をとっていただくようにお願いします。

支店長:3月31日までは引き続き今の業務を全うしていただくようお願いします。

まあ、これは大体予測していたので驚きは無かったし、完璧ではないが、およそ考えていたとおりに返答できた。

しかし溝は深まるばかりだ💦

ただ乗りの始末

一方、後日

結局佐藤からユニオンに加入せず、個人的に労働審判する方向である旨の連絡があった。

ユニオンに謝罪含め連絡。

ユニオン様

同僚の佐藤ですが、直接弁護士さんに依頼して労働審判等で進めたい。ユニオンには加入しないとのことです。 ユニオンさんからのご紹介で弁護士相談する機会をいただいているので、ユニオンに加入すること前提であること、事前に何度も確認し念を押していたのですが、私の不徳により結果的にタダ乗りされるような形になってしまい失礼致しました。誠に申し訳ありません。

ユニオンからは、それはそれでその方向で大丈夫です。と返答があった。

つづく。

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