社畜よ、武器を持て【未払い残業代請求裁判ブログ】

未払い残業代請求と解雇無効確認の裁判中の元社畜によるリアルタイム奮闘記! 今まさにブラック企業で働いている方、これからブラック企業と闘わんとしているあなたへのバイブルにも!

第83話 見当違い

略式命令が出たことが分かり、告訴の際に大変お世話になった労働基準監督官にお礼の電話を入れた。



俺:もうご存知かもしれないですが、おかげさまで罰金刑を確定させることが出来ました。民事はまだ続いていますが一段落です。他の皆も代表して感謝申し上げます。ありがとうございました。本当にお世話になりました!


監:そうですか。よかったですねぇ!わざわざご報告いただきありがとうございます!


俺:本来なら直接監督署までお礼に伺うべきと思いますが、電話で失礼します。


監:いえいえ、そこまでしなくて大丈夫ですよ(笑)今は新しい環境で頑張ってますか?不自由ないですか。


俺:ええ、はい、おかげさまで!新たな環境でとりあえず良い毎日を送れています!


監:それは何よりです。


俺:ついでに、ひとつ質問があるんですが。


監:なんでしょう?


俺:民事終わって判決で未払いが確定したら、今度は残業代未払いを刑事告訴しようと思っているんですが、公訴時効の起算点はやっぱり給与支払日からとなりますか?


監:そうなりますねぇ。最後の給与支払い日から考えれば、まだ時間はあるのでそこはまだいいとして、時効のことよりも大きな懸念は、民事が確定したら会社もおそらくは払うんでしょうから、この場合は送検したとし被害弁済がされているとしてこの件はやっても起訴猶予になるんじゃないかなと思いますねぇ。


俺:それは想定外でした...。民事やってる間は、刑事介入できないから民事でやってくれと言われて、民事が終わったら被害弁済が済んでいるから罪に問えないって、労基法機能してないじゃないですかって思いますが。


監:まあ、未払いについての罰則規定が想定しているのは、月の給料が全く払われないとか、会社の支払い能力が無くなり回収見込みが全く無いとかそういうことなんじゃないかなと思いますねぇ。


俺:なるほど、なんとなく理解できました。この線は諦める方向にします。本当にありがとうございました。






基本的には債権債務なので民事で解決が計られるなら民事で解決すべき事で、それが解決していれば刑事に持ち込む理由がもはやなくなるということか。
言われてみれば分からなくはないが。民事が終わって、すごい金額を払ったところにいわば泣きっ面に蜂、トドメをお見舞いしようと思っていたが
どうやらそれは叶いそうに無いらしい。新たな蜂を見つけよう。



第82話 1年前の絵図

昨日に続いての更新!


労基法違反事件(36協定締結無しで時間外労働、休日労働させた)が略式起訴されて約1ヶ月が経った。
大体1ヶ月ぐらいで簡易裁判所から略式命令(判決に相当するもの)が出ているはずなので地検に問い合わせた。


結果、

略式命令はもう出ていて(罰金刑が確定)、事件書類は地検に戻ってきているので事件記録は地検に閲覧、謄写(コピー)の請求をしてもらえれば見られますとのこと。


良いタイミングだ。

もちろん民事に加え、刑事的にも被告(会社、社長、部長)にも責任を負わせたいという想いもあったが、民事裁判(未払い残業代請求)の証拠として、供述調書を提出したいというのが本丸だった。1年以上も前からそんな絵図を描いていたわけだが、ついに実を結びそう。ここまではほぼ意図した通りにことが動いた。


略式起訴、略式命令についてもう一度おさらいしておくと、

略式手続きとは、
検察官の請求により,簡易裁判所の管轄に属する(事案が明白で簡易な事件)100万円以下の罰金又は科料に相当する事件について,被疑者に異議のない場合(検察が被疑者から同意書を取り)、正式裁判によらないで,検察官の提出した書面により審査する裁判手続です。
簡易裁判所において,略式命令が発せられた後,略式命令を受けた被告人は,罰金又は科料を納付して手続を終わらせるか,不服がある場合には,正式裁判を申し立てる(略式命令を受け取ってから14日間以内)ことができます。


今回、罪状について異議が無く、罰金刑が確定したわけだ。
つまり、民事では残業があったかなかったかを争い、残業は無かったと主張しているのに、刑事では残業があった事実をあっさり認めているといえる。 \_(・ω・`)ココ重要!

これは明らかに矛盾していることなので有力な証拠になり得るわけだ。


さあ、労基署、検察の取り調べに対し、被告は何を語っているのか。楽しみですね。

第81話 ゴールまでの道筋

1ヶ月以上ぶりの更新。長く空いてしまいすいません。


次の更新まで間隔が開くと思っていたので前回総集編を書いたというのもありまして。内容を忘れてしまった方は前話のダイジェストを見て復習して下さいね^^;




と書くことになることは想定していた。




3月の上旬、約2ヶ月半ぶりに弁論準備期日がやってきた。


前回の期日では裁判所から原告と被告が、協議の上、ワンオペ日についてまとめた一覧表を作成し、合意書面として裁判所に提出するように指示がありました。


この間俺たちは被告から出てきたワンオペに関する資料(他の従業員の日報や出勤状況の表)を精査してワンオペの日を特定し、ワンオペ日を合意すべく被告にボールを投げた。

そして早期に証人尋問に移行すべく陳述書なるもの(これまでの裁判での主張を口述的にまとめたもの)を作成し裁判所に提出し、

未払い残業代を(法定休日割増や確定している利息を反映し)計算し直し、終局的な計算書を裁判所に提出もした。


しかしワンオペの特定につながる資料の開示以外には、被告からは何らの動きもありませんでした。


そして期日当日。今回は原告からは弁護士の先生と松田さんが出席。後ほど報告がきました。


出席者

裁判官

書記官

被告訴訟代理人

原告訴訟代理人

原告 松田

 

内容

今後のスケジュールについて以下のように決まりました。


4月下旬まで:被告が、社長と後藤部長の陳述書を提出。原告、被告両者が、尋問の人証申請。


5月某日:弁論準備期日(被告が陳述書と、原告の訴えの変更申立書に対する答弁を記載した準備書面陳述、ワンオペ最終合意)


6月●日(まだ未定)まで:争点整理メモを再提出


6月中旬:弁論準備期日(争点整理終結、尋問の進め方についての打ち合わせ。)


7月初旬(具体的な時間はまだ未定):尋問期日※ただし仮で、正式決定ではない。

 


ワンオペの日についてはおおよその部分については争いはなく、争いの生じる部分については最終的には裁判官に判断してもらうこととし5月の期日に合意可能とのことでした。被告としては、ワンオペはワンオペの日で争うわけではなく、仕事内容で争うような事を言っています。一人でもトイレや自由に外出出来ただろうという事でしょう。


裁判官によりますと、今回の事件は、膨大な事実関係が出ており、争いのない点、ある点を裁判所、原告、被告間で明確にしたうえで、争いのある点について集中的に尋問する必要があるため、尋問前に争点を確定させたいとのことです。また、尋問を一日で終えるために、効率的な尋問方法も三者間で協議したいとのことです。

 

以上の通り、夏期休廷前に尋問期日を仮で入れることができて、判決までの道筋ができた点については、良かったと思いますが、やはり時間がかかってしまう点については誠に申し訳ございません。

 


 

尋問について

陳述書をもとに、例えば


展示場での仕事内容

訪問営業の仕事内容

本社に帰社後も時間外労働をする必要があったこと

タイムカード打刻の状況

解雇の際の経緯


ということを確認していくことになりそうです。

尋問前の6月下旬に打ち合わせましょう。

 以上



裁判終結に向けたスケジュールが明確になった!しかしまだまだかかるなぁ…。

これまでのダイジェスト。一気読みもここからどうぞ!

最近見始めた方のために、ここらでここまでのお話をダイジェストにしてまとめておこうと思います。



およそ4年前、住宅会社に転職。

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最初の給料日、給与明細を見るとしたはずの残業代が一切ついていなかった。
疑問を感じつつも、入社したてで何も言えずとりあえず働き続けた。
仕事はどんどんハードになっていく。ほぼ毎日22時頃~日付が変わるぐらい、時には未明まで働く日もあった。月の残業は100時間を超える月も時々あった。しかし毎月給料は定額。

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やんわり問いただしても、上司や社長は、みなし残業だ、裁量労働だと言う。

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エンドユーザー相手の仕事は喜びもたまにはあった。今思えばいわゆるやりがい搾取をされていたわけだが。

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そんな会社だから入って会社のブラックさに嫌気が差し後輩が2人会社を辞めた。

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後輩2人が労基署に情報提供及び内容証明で未払い残業代を請求。

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会社に労基署から調査が入る。
主に雇用契約書が無いことを指摘されたようだ。
(あれだけ残業や休日出勤をさせていたくせに36協定も締結していないことも同時に判明)

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会社(社長)から従業員に対し、雇用契約書を締結することをそれぞれ個別面談で持ちかけられる。

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詳しい説明は無く、ほとんどの従業員が言われるがままに提出。

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しかし、この雇用契約書、賃金の総額はもらっている給与の額と同じであるが、調整給を大幅に減額し、突如、職務手当(法定時間外の割増賃金としておよそ60時間分)として職務手当を定額残業代に位置付けて増額して残業代の発生を抑止する(かつ今まで残業代が発生して事実を上書き保存により隠蔽する)罠であった。

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それに気付いた俺達3人(俺、同僚の磯野、松田)は、提出を拒み、会社に雇用契約書の修正要望と質問状を突きつけた。

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当然まともな回答は無く誤魔化しに終始。

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この段階で弁護士に相談。証拠集めを開始する。

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一通り証拠が揃った頃、雇用契約書の締結を焦ったのか俺達3人揃って社長から呼び出される。

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社長、営業部長、人事課長の3人であの手この手で俺達に圧力を掛けてくるが、冷静にいなしながら雇用条件の不利益変更を追求し60時間の固定残業代は今の給料に上乗せでなければ、雇用契約書にサインしないことを告げた。そして今まで発生している残業代が未払いなので請求する旨を伝えたのだった。

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話し合いは決裂!

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この話し合いの後、3人揃って退職願を部長に叩きつけた。(有給休暇取得後に退職する退職願)

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しかし、会社はこの退職願を受理せず、この翌々日付での解雇という暴挙に出るのであった。

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解雇もあるやもと予期していた俺達は、解雇までの短い時間、会社から貸与されたPCからメールや日報等の証拠資料の抜き取りを完了させ、万が一俺達に不利に働くような情報を会社に取られないよう、PC内のほとんどのデータを消去した。(GoogleChromeexplorerまでもアンインストールw)

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「きっと後悔しますよ」の捨て台詞を社長に言い放ち、俺達は会社を去った。

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すぐさま内容証明で通知分を送り、残業代を請求し、時効の進行をストップ。

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裁判所に訴状と証拠を提出。いよいよ舞台は法廷に持ち込まれた。

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先に辞めた後輩2人も先に訴訟提起しており、被告も代理人弁護士も同じであるため、5人分同時に審理することとなった。

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会社からの主な反論としては、
労務時間管理は各自に任せてノータッチであり、事業場外みなし労働が適用されること。
②残業指示をしていない。
③従業員が残業と主張しているところ、労働実態が無いこと。(つまり残って仕事しているんじゃなく、遊んでいただけ)
④タイムカードは労働時間の把握に利用しておらず、勤務日数の把握に使っていただけ。
⑤解雇は不当では無く、著しく業務成績が悪かったためであり正当である。

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証拠と主張をどんどん積み上げて会社の反論を潰していく。

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それでもクソみたいな反論を繰り返す、会社に対してイラついた俺達は、刑事でも会社を咎めることにした。

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労基署に告訴状を出した。罪状は36協定の締結無く、1日8時間、1週40時間を超えて労働させた労基法32条違反、休日労働させた35条違反。
法人である会社と社長だけでは無く、会社のイヌに成り下がり、部下を一切守ろうとしなかった営業部長(労基法10条規定「使用者とは労働者に関する事項について事業主のために行為するすべての者」)も合わせて告訴した。

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4ヶ月後、書類送検となる。

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民事は提訴してから半年ほど進んだところで、裁判官の圧力ススメと分の悪さから、不当解雇については会社は和解を望んできた。

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不当解雇の取り消しと、和解日での退職、解雇から和解日までの賃金相当額、会社負担分の社会保険料、有給休暇が取れなかっ分の金銭保証を勝ち取る。

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しかしそれだけでは終わらせず、全体朝礼で現従業員に対し、俺達の解雇が不当だったことの説明
と謝罪、今度二度と同様のことを行わないよう宣言することを和解事項に盛り込み、履行させたのだった。

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今年1月下旬、刑事の方は、会社、社長、営業部長の略式起訴が決定。罰金刑がほぼ確実となった。

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未払い残業代については引き続き裁判中。俺の未払い残業代約500万円+α(付加金、遅延損害金)の行方は!?いよいよ大詰め?



これでもめちゃくちゃ端折ってます。

もっと詳しくという方には一気読み用に下に全話URL貼っておくのでどうぞ!


プロローグ     1話    2話    3話   4話   5話  
6話   7話   8話   9話   10話   















第80話 役付手当を規定どおりもらってますか?未払い残業代を再計算してみた。

次の民事裁判期日に向けて、ここらで残業代を再計算することにした。

未払いの残業代の計算は、訴状を出した時点(もっと正確には内容証明で会社に請求した時点)のものだ。

この計算に、裁判が始まってから判明したこと、確定した事実がありそれを反映する必要があるのだ。

裁判が始まってから判明、確定したこと

①この会社の法定休日は毎週水曜日で、週の始まりは木曜日だった。

法定休日とは?
労働基準法第35条では、労働者に毎週少なくとも1回(もしくは4週間に4回)の休日を与えなければならないことを定めています。これを法定休日といいます。
法定休日以外に会社が労働者に与える休日のことを所定休日といいます。

裁判が始まるまでは会社(経営者)に特に法定休日とかそういう概念が無かった(知らなかった)ので、裁判が始まってから後付けで会社が決めてきました。
水曜日に働いている日は全て休日労働になるので、3割5分の割増になりこれを反映させる必要があったわけです。


②不当解雇を裁判和解し、和解日が合意退職日となったので未払い残業代発生日から和解日=退職日までの年6%の遅延利息の期間が確定した。

なのでもうこの6%は反映出来る。

不当解雇に関する和解の内容は下の「これまでの経緯63、65参照」








和解日(退職日)以降~判決確定までは年14.6%の遅延損害金になるのであるが、これはまだ日々発生している状況で反映できない。


③ワンオペ業務で休憩といえない日が大体判明した。
この日は休憩時間0として1時間の所定時間内残業を追加して反映できる。


❹そして最近判明した事実。
この再計算する中で給与規定や給与明細を見ていて気付いてしまった。いや前からうすうす違和感があったんだけど、気に留めていなかった。

解雇される10ヵ月前に主任に昇格していて、給与規定上は主任の役付手当は1万5000円支給されることになっいる。
しかし実際には役付手当が5000円しか支給されていなかったのだ(!?)

って言っても10万円足りないだけでしょ?って思ったあなた!全く違います。
残業代を計算する基礎になる時給も上がるのですよ!


以上全てを反映し再計算した結果、遅延損害金14.6%を除く未払い残業代の請求額は、


439万円から
→534万円に増えました。


再計算によって約100万増えた。
恐ろしい。

早く認めて払わないから、、、どんどん増えていく。


皆さんは、役付手当はきちんと規定通りに支払われていますか?
給与規定にしっかり明記されていて、説明や合意無く減らされていれば、それは未払い賃金の可能性ありますよ!



つづく。

第79話 起訴が決定しました。

検察から処分通知書が送られてきました。



会社、社長、部長、全員起訴されました!
正式起訴か略式起訴か通知書からは分からないので検察官に電話で問い合わせると、略式手続きとのことでした。


略式手続きとは、
検察官の請求により,簡易裁判所の管轄に属する(事案が明白で簡易な事件)100万円以下の罰金又は科料に相当する事件について,被疑者に異議のない場合(検察が被疑者から同意書を取り)、正式裁判によらないで,検察官の提出した書面により審査する裁判手続です。
簡易裁判所において,略式命令が発せられた後,略式命令を受けた被告人は,罰金又は科料を納付して手続を終わらせるか,不服がある場合には,正式裁判を申し立てる(略式命令を受け取ってから14日間以内)ことができます。


略式手続きで無罪判決が全くあり得ないわけではありませんが、有罪になる可能性が非常に高いわけです。ちなみに罰金刑になると前科になります。



長かったけど、また一つ結果が出てよかったです。

さあ、あとは本丸である未払い残業代の回収に集中して頑張っていきますよ。

第78話 電話の相手は

はてなブログを始めて1年になりました。

累計PVは現在18000ちょっとです。多くの方が見て下さり時々応援コメントも頂戴したりありがたいです。
このブログが何かしらのきっかけや参考になればと思います。




では記事に移りたいと思います。↓


平成30年が始まり見慣れない番号から不在着信がありました。
誰か分からないのでちょっと緊張しながら折り返すと、男性の声。声の感じでは年齢は40代か50代ぐらい?


俺:もしもし、俺と申しますが。お電話をいただいたようなので折り返しました。


相手:スズキケンジと申します。


俺:はい...?
(´-`).。o(スズキケンジ?そんな知り合いいたっけなぁ?間違い電話かぁ?)


スズキ:俺さんですよね?ケンジスズキです。


俺:え?はい?
(なにこの人ふざけてるの?なんで外国人みたいに氏名入れ換えてきたw)


スズキ:ああ、すいません、地方検察庁の検事の鈴木です。俺さんが告訴されてる件でお話があって。分かりますよね?


俺:ああ!分かります!分かります!失礼しました。どうもお世話になってます。
(わかりにくいわw初めからそう名乗ってくれよ)


鈴木検事:お待たせしておりましたが、社長と部長の聴取終わりましたので連絡しました。


俺:ありがとうございます。


鈴木検事:今後、示談する予定とか、告訴取り下げる予定は無いですよね?


俺:ありません。


鈴木検事:では、処罰を強く希望ということでいいですね。


俺:はい。


鈴木検事:では、ちょっと証拠になっている日報の中で分からない略語とか用語があるので確認したいのですが。


-いろいろ聞かれて、説明-


鈴木検事:口頭とかで代表者から直接残業指示されたことはありますか?


俺:証明できる材料はないですが、あったと認識してますし、残業中に頑張れよとか言って、パンや飲みものを差し入れしてくることもあったので代表者にも残業させている認識もあったはずですよ。


鈴木検事:分かりました。ありがとうございます。


俺:で、どうなんですか?起訴出来そうですか?


鈴木検事:罰金は取ろうと思います。そういう方針で進めています。


俺:法人、代表者、部長?


鈴木検事:起訴するなら全員で考えてますが、せの中で難しい方がいれば、その方だけ起訴猶予とかってことはありえなくはないですが、みんな罰金取る方向で進めてます。
まだもう少し時間いただきますが、処分決定については俺さんに通知がいくので確認していただければと思います。


俺:分かりました。引き続きよろしくお願い致します。




おおー!まだ不確定だけど、全員起訴して罰金取ってくれるみたいだ。
あんまり期待していなかったし、起訴猶予になったら検察審査会に申し立てしたりいろいろしないとと思ってたから、全員起訴する方針というのを聞けたのは本当に嬉しい。


検察グッジョブ!ありがとう!



ちゃんと結果が来たらまたお伝えします。



つづく